Nov 19, 2018

不妊のための薬膳

7組に1組は不妊の時代と言われています。

 

昔からそれくらいの数いたのか、現代人が増えたのか?は分かりませんが

 

昔、私も不妊かも?と思って色々調べまくった時にこんな言葉を見つけました。

 

「体が飢餓状態になった方が妊娠しやすい」

理由は飢餓状態になった方が本能的に子孫を残そうとして妊娠力が高まる

とのことでした。

 

それで安易に断食したのを覚えています(笑)。

(私の場合はその後しばらくして妊娠できましたが、当時頑張っていたバレエの発表会に出ることが決まり、今妊娠したら困る!と思っていた頃に妊娠して、結局発表会には出られませんでした。逆引き寄せ的に引き寄せたような気もします。ちなみに・・・その後11年経って発表会に出るという夢も叶えましたよ)

 

が、今薬膳家として単に断食(ファスティング)すればいいか?って言うとそれはお勧めしません。

 

体質によってそれが向いている方もいますが、

やめた方がいいという方もいるからです。

 

特に普段から貧血気味の方はお勧めしないです。

 

 

そもそも中医学では不妊にも様々なタイプがあると仮定して治療を勧めます。

そのタイプによって摂取すべきものが変わってきますので

知っておいていただきたいところかなぁと思います。

 

この場合の治療とは漢方薬の服用を指しますが、

 

例えば外食が多くて、普段食べているものが偏っている

でも漢方薬も飲んでいる

とかだと非常に「効き」が悪いです。

基本の基本は体づくりです。

 

もちろん真剣な方はここはしっかりとクリアしていると思います。

 

それでは、どんなものをより積極的に摂取すればいいか?をタイプ別に少しご紹介してみたいと思います。

 

◆寒がりで足腰がだるくなりすいタイプ、下半身の冷えが顕著にあるタイプ

→ニラ・クルミなどを食べてみてください。
(オヤツはクルミで決まりですが食べ過ぎはよくありません)

 

◆ほてりを感じることがあるタイプ、寝汗をかいたり暑がりのタイプ

→白きくらげ、クコの実

 

◆貧血気味でつかれやすいタイプ

→山芋、なつめ、黒木耳

 

◆普段の生活がストレスが多いタイプ

→大根、みかん、金柑

 

◆ぽっちゃりしていて揚げ物や甘いのもが好きなタイプ

→ハトムギ、小豆

 

◆月経痛がひどい、血の塊が出るタイプ

→黒豆、紅花

 

です。

 

体づくりのベースは和食です。

揚げ物や生もの、クリームたっぷりは控えてください。

 

赤ちゃんに食べさせたいもの、を自分も食べます。

 

 

お母さんとお父さんの命のエネルギーは必ず

 

赤ちゃんの命のエネルギーになり、体質をつくりますから。

 

***

 

わが子も長男はアトピー体質です。

 

私が何も考えず20代の頃に摂取していたものを引き受けて生まれてきたのだろうか・・・

 

と思うくらい、長男と次男で体質が違います。

(今は養生して綺麗になりましたが、油断してチョコなどをオヤツにたくさん食べればすぐに出ます)

 

実は本当なら10代後半から次世代のための体づくりをしてほしいんです。

 

これは私の大学の先生も同じことを言っていました。

 

それなのにちょうどそれくらいから外食が多くなる・・・

 

アレルギーの子が多いのはちょっとそんなところも関係あるのかもしれません。

 

 

日曜のお昼にフードコートに行くと驚くほどたくさんの方がマク〇ナル〇に並んでいます。

 

「たまに」ならいいです。

 

その「たまに」の頻度はぜひ半年に1度くらいにしてください。

おもちゃが欲しいなら、ごはんはしっかりと食べて

「オヤツ」のつもりで食べると良いと思います。

 

でも子供一人で全部食べるのはちょっと多すぎかもしれません。

 

美味しいですけど、それは脳が美味しいと言ってるだけです。

 

体に美味しいものをできるだけ摂るように心がけてみてください。

 

体質改善セッションでは妊娠力を高めるアドバイスも可能です。

11月は1枠になりました。

12月もとりあえず2枠の募集です。

詳細はコチラをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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