肺がんの方に食べてほしいもの、食べてほしくないもの
ガン闘病中の方のセッションをはじめるにあたり、
少しくらいはガンと薬膳のことを書いてみよう!
と思って今日は母が患った肺がんについて書いてみたいと思います。
肺がんと言えばたばこを吸う方がかかるイメージが多いのではないでしょうか?
ですが、実際には私の母のようにたばこを吸った事がない人がかかるガンでもあります。
たばこを吸っている方は、いつか患うかもしれないと
漠然とどこかで思いながら吸っていたりするのでしょうか?
もしそうなら今すぐやめたらいいのに、と思います。
ただ、母のようにたばこも吸っていないのにかかる方もいます。
肺がんは4つのタイプがあります。
腺癌・扁平上皮癌・大細胞癌・小細胞癌
たばこも吸わないのにかかる方が多いのは腺癌です。
この腺癌には有効な抗がん剤がいくつか存在しています。
それは分子標的治療薬といって、がん細胞だけをアタックする抗がん剤。
(それ以外の抗がん剤(細胞全てをアタックしてしまうタイプ)は私個人としては母を見ていてお勧めしないです)
私の母はステージ4(最終段階)で見つかったにも関わらずこの抗がん剤のおかげで
5年弱、闘病生活を送ることができました。
ですが、たしかたばこを吸っている方のガンにはこれは効かなかったと思います。
今は、タバコを吸っている方用の分子標的治療薬があるのかもしれませんが
罹患すると亡くなるまでが喫煙者は早いなぁという印象を私は持っています。
そんな肺がん・・・では食べ物としてはどういうものを食べたらいいか?
というと薬膳の理論でいうと「肺の熱をとってくれるもの」
これは薬膳をちょっと勉強した方でないと分からないかもしれませんが
①肺の熱を取る食べ物と
②肺に熱を与える食べ物(肺を温めてくれる食べ物)
とあるわけです。
そうすると①は食べた方がいいけれど、②は向かないということににあります。
どのような食べ物がそれぞれにあるのかご紹介してみたいと思います。
①梨、びわ茶、苦瓜、れんこん、ドクダミ、ハトムギ、冬瓜 等
②ネギ、紫蘇、にんにく、生姜 等
です。
生姜やにんにくは肺を温める方に働きますので、それらばかりを頻繁に摂取するのは
向かないということになります。
ただし、絶対食べてはいけないというワケでもありません。
陰陽バランスをとるために敢て入れる事もあります。
ただ何となくよかれと思ってジンジャーシロップやニンニクのサプリなど
摂り続けることは薬膳の理論では反対の事をしていることになりますので
お勧めしない、ということになります。
ガン闘病はそれ以外にも気を付けていただきたい部分
常にケアをしてほしい五臓などがあったりします。
セッションではその部分をしっかりとお伝えできたら・・・と思っています。
ガン闘病者の方のための薬膳セッションの詳細はコチラをご覧ください。