雨の日に具合が悪くなっている方はこれが原因
梅雨、雨が降ると当然ですが湿度が上がります。
「人は自然界の一部」という考え方を中医学ではするので、
周りの湿度が上がれば身体の中にも余計な湿気が入ってくるという考え方をします。
だから、梅雨時にむくみがひどくなる方がいたら、しょうがないのです。
それは周りの影響を受けているだけのこと。
でも、影響を全く受けない方もいますので、
影響を受けやすい方は受けにくい体質に変えていく必要はあります。
（軽やかに生きていくために）
中医学では身体に入ってきて代謝しきれずに残った湿気を「水湿」という言い方をします。
この水湿は身体の中に残り続けると、身体に良くないものに変化していく、という考え方をします。
だから、できるだけ残さず代謝して排出したい！
わけなのですが、この度合いは体質によるので本当に人それぞれ。
なかなか排出できない方は、ひどい時には足がパンパンになってしまったり、頭や体が重だるくなったりします。
こういった体質になっている背景は今まで食べてきたモノも、もちろん関係がありますが、
そうではなく生まれつき・・・
の方もいるわけです。
でも、どちらにしても影響を受けにくい、排出しやすい身体づくりは可能です。
まずは食べ物から。
（そして運動もぜひ欠かさずに♪）
この水湿を出してくれる効能を持つ食材というのがやっぱりあります。
体質の改善には、そういったものを頻繁に摂っていただいたり、気を補ってもらったりする必要があります。
ここで、これから旬を迎える食材を一つご紹介したいと思います。
それは冬瓜です。
冬瓜は冬のウリと書きますが旬はもう少し先、夏です。
そして効能は、と言えば身体の中の水湿を出してくれるというありがたいもの。
梅雨時に身体がむくんだりする方は、今年の夏ぜひたくさん食べてください。
ただし、少し身体を冷やしますので、食べる時は陰陽バランスに気を付けてくださいね。
